ご挨拶・経営指針

皆様には、日頃より多大なるご支援、ご愛顧を賜り、心より御礼申しあげます。
パトライトの歴史は、1955年(昭和30年)に業界に先駆けて高性能マイクロモータの開発に成功し、1965年(昭和40年)にこの自社製モータを使った回転警示灯(パトライト)の製造を開始したことに始まります。

そして、「光」と「音」を組み合わせて独自の報知機器を作り上げてまいりました。近年では、光源を電球からLEDへ変更、またモータレスで様々な発光パターンを表現するなど、消費電力の低減や製品寿命の長期化に貢献してきました。さらに、ネットワーク通信技術と融合させ、新たな市場領域への進出にも挑戦しています。これらの報知機器に加え、2017年からは旧春日電機株式会社との経営統合により、端子台など接続機器も世の中に提供してまいりました。

また、世界中のお客様が安心して製品をお使いいただけるように、高いレベルの品質維持、各国の安全規格の取得、安定した製品供給力をもたらすグローバル物流網の整備など、付加価値向上の取り組みを続けてまいりました。

その結果、さまざまな業界のさまざまなシーンで受け入れられ、国内市場においては約70%のマーケットシェアを確立し、2020年には経済産業省認定「新グローバルニッチトップ企業100選」にも選ばれ、グローバルシェアNo.1にまで成長いたしました。

これからもパトライトは、築き上げてきた製品や当社の魅力を、より効率的に、分かり易く、広く、早くお客様にお届けすることができるように、営業・マーケティングのDX化にも力を入れ、新たな時代のものづくりやサービスの現場の課題に対して、ソリューションコンポプロバイダーとしてさまざまなパートナーと協業し、お客様の課題解決に貢献してまいりたいと考えております。

また、海外市場においてもさらなるシェア拡大を図り、シグナリングデバイス業界のグローカルNo.1カンパニー(グローバル、ローカルでNo.1)として、世界のお客様より信頼され、社会から期待される企業へと成長していく所存です。

さらには事業の成長だけでなく、地球環境への配慮や社会発展への貢献も含めた、サステナビリティ経営を実践し、企業価値の向上を追求しつつ、皆様のご期待に今後もお応えしてまいります。

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