広い視野を持って積極的に挑む

生産調達 2018年入社

どんなお仕事?
私は工場で生産している製品の生産管理を担当しています。営業が受注した製品の生産スケジュールを立て、納期通りにお客様のもとへお届け出来るよう、関係部署と連携しながら調整をしています。部品が1点でも不足していると生産が出来ないので、生産スケジュールを立てる時は、工場内の部品の在庫数量や入荷日、発注状況などを確認し、生産工程を止めることが無いように気を付けています。生産管理の仕事は、日々変化しうる状況のもとで的確な判断をし、迅速な対応をすることが重要です。

どこにやりがいを感じますか?
私が指示した通りに生産が進み、納期通りに出荷が出来た時にやりがいを感じます。常に計画通りに物事が進むとは限りません。トラブルが発生すると、生産中断や工程を変更しなければいけないため、出荷日に間に合わなくなる可能性があります。「納期遵守」は生産管理の使命でもあり、お客様との信頼にも繋がります。トラブルの有無にかかわらず、どのような指示を出せば限られた時間で効率良く生産出来るかを日々考えながら取り組んでいます。

ここだけの失敗談を教えてください
「報・連・相」がきちんと出来ていなかったことです。お客様の要望で「短納期で出荷しなければいけない製品を優先的に生産して欲しい」ということを生産部門へ伝え忘れていました。営業担当者から「今すぐ出荷したいのに在庫が計上されていない」と指摘を受け、慌てて生産部門へ連絡し、急遽工程を変更して生産してもらいました。何とか出荷には間に合いましたが、生産管理の仕事は様々な部署との関わりがあるので、どんな些細なことでもコミュニケーションを取りながら物事を進めなければいけないと再認識しました。

学生の皆さんへのメッセージ
最初は、「何がしたいのか」「自分に合う職種は何か」と悩むことがあると思います。企業説明会に参加して情報を収集するなど、自己分析を納得のいくまでやってみてください。自分の長所・短所や軸を明確にすることでいつか必ずやりたい仕事が見つかるはずです。就職活動は辛いこともたくさんあると思いますが、悔いの無いよう最後まで諦めずにがんばってください。そして、就職活動が終わったら残りの学生生活を思う存分楽しんでください。

ある1日のスケジュール

  • 08:45

    朝礼
    生産部門へ当日出荷オーダーの連絡
    在庫対応部品・製品の在庫状況確認(補充数を確認し、手配数を確定します。)
  • 10:00

    生産部門と生産計画について打ち合わせ
    毎週、生産担当者と生産計画について打ち合わせをします。生産ラインごとの生産時間を決めるなど、大口案件の生産が控えている時は事前に共有し、スムーズに生産が出来るよう段取りをお願いしています。
  • 12:00

    受注オーダーの納期回答登録
    受注が入ると受注センターからオーダーの入力処理が行われるので、部品在庫を確認しながら出荷日を確定します。
  • 14:00

    生産の立ち会い
    新製品が立ち上がった際には、初めに開発や品質部門等の関連部署が集まり立ち会い生産を行います。
    生産工程に不備は無いかを確認します。
  • 15:00

    翌日出荷オーダーの確認
    翌日出荷のオーダーで未完成の製品が無いか確認します。未完成の製品があれば生産部門へ連絡し、優先的に生産してもらいます。
  • 16:00

    生産スケジュールの確定
    不足部品が無いかを確認しながら生産スケジュールを確定します。
  • 17:00

    データの作成
    部品の仕入金額や当日の売上金額のデータを収集し、リストを作成します。