pcatal_電子機器・パネル用計器l
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パネル用計器QS, QLQL38, QL45QLRCTKCA51, KCAT51KCV51, KCVT51アクセサリ目盛区分一覧参考資料タイプ名の指定方法セレクションマップセレクションマップ正方形、長方形タイプ小形パネル用計器メータリレー交流電流計切換専用スイッチ交流電圧計切換専用スイッチインフォメーション計器用変流器25変流器の定格負担と選定定格負担とは、どの程度の負荷(計器や継電器)が接続できるかを表す指標です。定格負担が大きい変流器ほど大きな負荷が接続できます。変流器の選定の際には、接続する負荷の大きさが、変流器の定格負担を超えないように、注意して機器を選んでください。一次貫通導体数と起磁力起磁力(A)とは変流器の特性を表す定格の1つです。  起磁力(A)=定格電流(A)× 一次貫通導体数起磁力は機種により定まっています。一次電流の値が異なる場合でも、貫通導体数を変えることにより、一定の起磁力が得られます。これにより、さまざまな一次電流に対して、同じ機種で対応できます。例えば、起磁力が150AのCTA 151Cでは、貫通導体数と定格電流には、以下のような関係があります。2.5VA1.25mm22mm23.5mm25.5mm2 2.0m 3.6m 6.5m10.2m5VA 5.0m 9.0m16.1m25.2m15VA17.2m30.7m54.6m85.2m定格負担/電線太さ電線の最大の長さ(片道)備考JIS C 3307 600Vビニル絶縁電線の場合です。定格負担と接続する負荷の関係を示します。パネル用計器とCT025Aを使用した例[接続例][接続例]QS6AS:消費VA=0.8VA    二次電流=5ACT025A:定格負担=2.5VAパネル用計器と継電器やトランスデューサを併用する場合定格負担(VA)≧0.8VA+[二次側電線路の電気抵抗×(5)2]次に、この例での定格負担、電線太さと電線の最大の長さ(片道)との関係を示します。計器用変流器CTシリーズ注意①変流器定格負担以上の負荷を接続すると、誤差が大きくなります。 また、計器や継電器が正確な指示値を表さなくなりますのでご注意ください。②変流器の二次側は、一次電流が流れている状態では、絶対に開路しないでください。関係式:定格負担(VA)≧(計器の消費VA)+(二次側電線路の消費VA)*二次側電線路の消費VA=二次側電線路の電気抵抗×(二次電流)2計器と継電器やトランスデューサの合計消費VAに二次側電線路の消費VAを加えたものより大きな定格負担の変流器をお選びください。2mm2の電線で接続した場合、計器までの距離は最大3.6mまでです(片道)。3.5mm2の電線で接続した場合、計器までの距離は最大6.5mまでです(片道)。貫通導体数(T)定格電流(A)115027535053062510151510RSTCTKkLl定格負担(VA)≧機器の合計消費VA+二次側電線路の消費VACT 025 A (2.5VA)QS 6 AS(0.8VA)2mm二次側電線(1.7VA以下):23.5mm2

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