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電子機器36使用上の注意①電極保持器はネジ込取付(3極用、4極用、5極用)とフランジ取付(1極用、4極用、5極用)とがあります。 用途にあわせて、適切な保持器をご使用ください。②電極棒は制御水面に合わせて切断し、電極保持器に取り付けてご使用ください。③電極棒を連結する際には専用の接続ナットをご使用ください。またその際には、電極同士が短絡しないようにセパレータもあわせてお使いください。また、電極棒の延長は、荷重の関係から、5m以下(5本以内)でお使いください。④深井戸などには投込用電極をお使いください。⑤接触や汚物による誤動作を防止するため電極棒にビニールテープを巻く場合は、先端部分まで巻かないでください。 目安として少なくとも10cmは残してください。⑥電極棒はステンレス(SUS 304)製で、浄水・汚水・弱アルカリ・弱酸などの液体に使用できます。しかし、使用条件によっては多少腐食する場合があリますのでご注意ください。⑦電極回路と電源回路、またその他の回路を、多芯ケーブルを使用して一括配線するのは避けてください。⑧電極回路間のメガーテストは絶対に行わないでください。⑨引火性・爆発性のある環境や液中では使用しないでください。⑩電極棒本体に異物が付着しますと動作不良の原因となります。月1回程度の点検を行っていただき、異物が付着している場合は取り除いてください。⑪液質や環境によっては電極棒等に影響があり、動作不良の原因となります。3ヶ月に1回程度の点検を行い、外観の劣化や損傷のある場合は早めに新しい電極棒と交換してください。使用上の注意トラブルシューティング製品が動作しない場合や正しく動作しない場合は、まず次の点をご確認ください。①配線は正しくされていますか?②電極と電極が液中で接触していませんか?③電極が水槽やパイプに接触していませんか?④電極が汚物により短絡されていませんか?⑤電極回路のケ一ブルや電極保持器の絶縁が劣化していませんか?⑥液面リレー本体と電極との距離をご確認ください。 (600V 0.75㎜2 3芯キャブタイヤケーブルをご使用の場合では、ケーブルの長さは最大600mまでです。600m以上をご希望の場合には、遠距離形をご使用ください。)⑦液体の電気抵抗をご確認ください。 (液体の電気抵抗が高い場合には高感度形をご使用ください。また、油など電気を通さない液体には「ニッスイ液面リレー」をご使用ください。(44ページ))

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