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電子機器103. 電源の接続4. 動作の確認モータリレーRUシリーズ電源を入れ、電源接続の不適合による欠相動作のないことを確認してからテストボタンを押してください。モータリレーが動作し、トリップLEDが点灯します。動作後はリセットボタンを押すとモータリレーは使用状態に復帰します。モータが所定の回転方向となる接続であっても本器の電源接続が合っていない場合、反相検知により動作してしまいます。この場合は本器の電源端子の接続を入れ替えてください。適切な接続であれば、モータの接続と本器の電源接続の位置関係を変えない限り電源の反相検知ができます。ご使用前にご理解ください定格電流の選定と適用モータ容量導体貫通回数1導体貫通回数21~2.52~54~108~20電流範囲(A)X 1/4X 1/2X 1X 2目盛倍率ステッカ12484電流目盛値に対する整定電流値(A)1.252.551051.5361261.753.571472481682.254.591892.551020104.選択したモータリレーがタイプ1の場合は、下表の電流範囲に対応する目盛倍率ステッカを、目盛板の枠の箇所に貼っておくと便利です。1.モータの全負荷電流に合わせて、右表のモータリレーの定格電流を選びます。2.選択した電流範囲に対応する、導体貫通回数を決定します。3.モータリレーの一次貫通穴に、主回路導体を貫通させます(手順2で決定した回数だけ貫通させます)。注意全負荷電流が160Aを超えるモータ、高圧モータの場合にはタイプ1のモータリレーに市販の計器用変流器を併用してください。なお、このとき外付けの変流器は、モータの全負荷電流の600%までは飽和しない過電流定数の大きいものを使用してください。過電流定数の小さい変流器を使用しますと、動作時間が長くなり、モータの焼損事故を起すおそれがあります。0.20.40.751.52.23.75.57.5111518.52230371234適用モータ容量(JIS C4210 200V、4極モータ)タイプ1~2.52~54~108~2016~4032~8064~160モータリレー定格電流(A)(kW)1.82.84.27.310.016.1243145607487117143(A)8421111主回路導体貫通回数2. 動作時間の整定過負荷動作時間特性グラフを参考にしてモータの起動特性に見合う目盛に整定してください。目盛は定格電流の600%の過負荷電流が流れたときの動作時間を表しています。起動時間の長いモータの場合には長めに整定する必要があります。整定時間が短いと起動時に動作してしまうことがありますのでご注意ください。1. 定格電流の整定電流整定ツマミを回して使用するモータの全負荷電流に合わせてください。整定電流の115%以上の過負荷電流が流れると過負荷動作時間特性に従う時間に動作します。外形寸法 (単位:mm)各部の名称3-φ5.5または3-M5取付穴807565572-φ1893245101753-φ5.56-M3.5×895807.2テストボタン動作確認ができます。リセットボタントリップLED動作時に点灯します。目盛倍率ステッカ(タイプ1:1~20Aのみ)付属のステッカをお貼りください。電流整定ツマミモータの全負荷電流に合わせてください。時間整定ツマミ過負荷動作時間が自由に変えられます。主回路導体貫通穴同一方向から2線を貫通させてください。取り付け穴端子

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