mcatal_電磁開閉器(M0232C04)
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電磁開閉器一般仕様HMUF10HMU12HMUE18一般仕様ADMUADMT一般仕様MUDMUFMUE一般仕様HMUF10HBHMUE18HBRMUF-HBRMUE-HBMUKMUK-HSMUF-HSWMUFMUFR一般仕様HRD010HRD018HRE35HRE75HRE150HRE180アクセサリ応用例使用上の注意技術資料タイプ名の指定方法一般仕様MUD-HBMUF-HBMUE-HB電磁開閉器電磁接触器サーマルリレー可逆電磁開閉器可逆電磁接触器経済型電磁開閉器・電磁接触器押ボタン付電磁開閉器特殊ケース入電磁開閉器スターデルタ自動始動器コンタクタリレーインフォメーション53■サーマルリレーの取り扱い電流調整ダイヤル トリップ表示レバー リセットボタン 自動-手動 切替ツマミ 手動⇔自動の切り替え(HREシリーズ)サーマルリレーの動作表示(HREシリーズ)サーマルリレーリセットボタン 切替ツマミ手動リセット位置自動リセット位置トリップ表示レバーリセットボタン正常状態トリップ状態1)サーマルリレーは中央値に対して±20%の調整ができます。モータの全負荷電流と一致するように電流調整ダイヤルを回して整定してください。全負荷電流がサーマルリレーの調整範囲外の場合には、適切なサーマルリレーと交換してください。ダイヤルが正しく整定されていませんと、ミストリップやモータ焼損の原因となりますのでご注意ください。なお、出荷時は中央値に整定されています。2)HREシリーズサーマルリレーは手動復帰、自動復帰いずれにも切り替えて使用することができます。出荷時は手動復帰の状態になっています。手動→自動の切り替えHREシリーズ:リセットボタンを矢印①方向に押し込んだ状態で、ツマミをAUTO方向(矢印②方向)にスライドさせてください。自動→手動の切り替えHREシリーズ:切替ツマミをHAND方向(矢印③方向)にスライドさせてください。自動リセットロックが外れ手動リセットに復帰します。3)サーマルリレーが動作すると、電磁接触器が開放すると同時に以下の状態になって、サーマルリレーの動作を表示します。・HRDシリーズ:リセットボタンが飛び出します。・HREシリーズ:トリップ表示レバーが右側に倒れます。この場合、モータに過負荷が起こったわけですから、その事故の原因を取り除いてから再運転してください。4)リセットの方法自動リセットに設定した場合には、動作後しばらくすると自動的にリセットされます。手動リセットの場合には、しばらくするとバイメタルが冷えてリセットできる状態になりますので、リセットボタンを押してリセットしてください。■保護協調電磁開閉器は短絡保護機能を持っていません。ご使用に際しては、適当なヒューズまたは配線用遮断器などと必ず組み合わせて、保護協調を行なってください。適当な保護協調がとれていませんと、短絡があった場合に電磁接触器の接点が溶着したり、サーマルリレーのヒータ溶断などの事故を起こすことがありますので、ご注意ください。■電磁開閉器の保守電磁開閉器は高品質の材料で入念に製作されており、性能の安定性が高いのでひんぱんに保守点検を行なう必要はありません。しかし、思わぬ事故を予防するため、試運転の前後および年に1、2度定期的に点検することをおすすめします。特に次の点にはご注意ください。1)ねじの締め付け長い間には振動などでねじがゆるんでくることがあります。ねじのゆるみは異常発熱の原因となり、過熱焼損を引き起こすこともありますので、ねじは適正なトルクで締め付けてください。2)接 点ご使用中接点は多少黒ずんだり、表面がでこぼこになったりする場合がありますが、性能には関係ありませんのでそのままご使用ください。損傷したり、厚みが1/2程度に消耗したら本体ごと交換してください。

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