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WDと他の無線システムとの併用についてAirGRID®WDは無線LANと同じ2.4GHz帯域を利用しますが、無線LANの利用チャンネルの隙間で運用できる無線規格となっており、周波数帯域が重ならなければ2.4GHz帯の無線LANと共存可能な無線システムです。また、複数の受信機で運用する場合もグループID(WDシステムではExtendedPanIDという)を使い分けることで、同一無線チャンネルでも複数受信機で運用が可能です。また、Bluetoothとの併用やZigBee無線同士の隣接するチャンネルで運用する場合もお互いの影響は受けません。安定した無線通信に必要な空間について2MHz5MHz3MHz22MHzZigBee IEEE802.15.4無線LAN IEEE802.11b/g2,405MHz112.4GHz2,410MHz122,415MHz132,420MHz142,425MHz152,430MHz162,435MHz172,440MHz182,445MHz192,450MHz202,455MHz212,460MHz222,465MHz232,470MHz242,475MHz252,480MHz26CH1CH6CH11CH14CH2CH4CH3CH5CH7CH9CH8CH10CH12CH13上図のように無線LAN CH1,6,11をご利用の場合もWDシリーズはCH15,20,25,26が併用できます。・各機器(WDR、WDT)の見通し状態には「障害物が無い見通しのよい空間」(以下フレネルゾーンと記載)が必要です。・フレネルゾーンは立体的な空間で構成され、それを確保する寸法目安は次のとおりです。 見通し距離L:20mの場合→ フレネルゾーンの直径D:1.6m程度 見通し距離L:10mの場合→ フレネルゾーンの直径D:1.2m程度・このフレネルゾーンが確保されていない場合、障害物の影響により通常よりも通信できる距離が短くなる場合があります。フレネルゾーンDLWDRWDT・下記のように受信機と送信機を同じ壁面に取り付けた場合、フレネルゾーンの障害になり通信性能が低下する恐れがあります。また、壁面だけでなく天井、床面や大型設備などの障害物も同様です。このような場合は受信機、送信機ともにできるだけ壁面から離すなど、設置上での工夫をおこなって下さい。注意壁面69

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