S-AI03Ab_工業用端子台
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14使用上の注意1.絶縁にご注意ください。裸圧着端子を使用する場合には、絶縁チューブなどを取り付け、充電部が露出しないようにしてください。絶縁チューブを取り付けますと、感電・短絡などを予防することができ、圧着端子が曲っても、十分な絶縁距離を保つことができます。2.レールの途中もねじ止めしてください。レール式端子台で、レールを長いまま使用される場合は、十分な固定強度を得るために、両端だけでなく、途中数ヶ所を適当な間隔でねじ止めしてください。3. 多極品は全長に誤差を生じる場合があります。レール式端子台や組端子台で極数が多くなりますと、1極当りの公差が積算され、全長(取付寸法)に若干の誤差を生じる場合がありますので、ご注意ください。4.シンナー、ベンジンなどはご使用にならないでください。シンナー、ガソリン、ベンジンなどは樹脂部に悪影響を及ぼすことがあります。本体や記名シールなどの汚れはアルコールを使用し、手早く拭き取ってください。絶縁距離絶縁チューブ充電部レール途中もねじ止めしてください。組端子台多極品取付寸法±α全 長±α定格による選定方法絶縁電圧と適合電線(接続できる電線)によってお選びください。本カタログなどの通電電流は、600Vビニル絶縁電線(IV)を使用した温度上昇試験の試験電流をもとに参考値として表示したもので、あくまでも目安とお考えください。実際に通電できる電流は、使用する電線の種類によって異なります。また、使用場所・負荷の種類・配線方法などで通電電流に制約を受けることがありますので、ご注意ください。レール式端子台と組端子台・レール式端子台・組端子台定格絶縁電圧定格通電電流選 定参考値定格適合電線レール(最大2m)に任意の極数のユニットを組み立てられますが、エンドプレート、記名シール、カバーなどのアクセサリが必要となります。パネル取り付けタイプの端子台です。シャフトや圧入によって組み立てられたものがあり、レール式端子台のように組み立ての手間がかからず経済的ですが、極数に制限があります。

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