S-AH11A_生産現場の改善アイデア集_vol4
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顧客から要求された品物を1つ造るのに必要な時間もしくはピッチ。市場から要求された生産数量と稼働時間が判断基準となる。タクトタイム=1日の稼働時間/1日当たりの生産数量タクトタイム(T/T)品物1つを何分何秒で造れるか、1回の作業サイクルの時間をいう。 C/T>T/Tでは欠品を、C/T<T/Tでは在庫になる。サイクルタイム(C/T)原材料・部品の調達から加工、組立、流通、販売の各工程で製造者・仕入先・販売元などを記録し、履歴を追跡可能な状態にしておくこと。トレーサビリティ新型インフルエンザやSARS(新型肺炎・重症急性呼吸器症候群)といったウイルス感染症の爆発的な流行のこと。「パンデミック対策」は、パンデミックに対して国や企業などが講じる対策をいう。パンデミック就業時間内の設備フル操業能力に対して、必要生産量を造る為に必要な時間の割合で、需要からくる負荷の割合を判断する指標といえます。また、設備投資の上手さを表す指標でもあり経営指標としても利用される。稼働率設備を動かしたい時に、正常に動いてくれていた時間の割合で、保全による設備の信頼性の指標で、また設備の使い方の上手さを表す。可働率100%が理想ですが、実際には設備故障や、多品種少量生産による段取り替えの増加、メンテナンス、清掃など、様々なトラブル・必要作業が設備の運転を阻害する。可働率設備管理・保全の方式のひとつで、設備を診断し、性能の低下や劣化状況をもとに保全活動を行うこと。従来の定期保全、予防保全、事後保全(故障してからの修理)とは異なり、設備の劣化を見逃さずに正確に把握できることが重要になる。予知保全顧客のニーズにあわせて商品のバリエーションを用意し、その生産ロットを単位・製品単位では、少量で量産をおこなっていく生産方式。多品種少量生産一定の期間内に生産する量を均一に、つまり平均化してならすことを意味する。平準化省力化は機械の導入や業務改善により手間を省くこと。省人化は省いた手間、業務改善により人を減らすこと。省人化・省力化ワード内容70

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