s_ah01a 総合カタログ2018_2
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当社製品でブザー信号線またはブザー端子のある回転灯はブザーと回転灯を別々に動作させることができます。また、ブザーと回転灯を同時に動作させることもできます。 ブザー線2本を接続しておき、電源線を外部接点で配線し、電源をON-OFFすることで、ブザーと回転灯を同時に動作させることができます。電源線とブザー線は各々別の外部接点で配線することで、ブザーと回転灯を別々に動作させることができます。参考例 SKHEB-100型参考例 SKHEB-100型《動作説明》 外部接点a   回転灯+ブザー動作 外部接点a    回転灯動作 外部接点a+外部接点b  回転灯+ブザー動作《動作説明》電源信号線外部接点電源線外部接点電源電源線電源線ブザー線ブザー線外部接点b外部接点a~電源電圧ヒューズ電源線電源線ブザー線ブザー線外部接点a~電源電圧接続ヒューズ配線に関する技術資料■ 電源制御と信号線制御■ ブザー付き回転灯の配線方法当社製品は、その制御方法から大きく分類すると、「電源制御方式」と「信号線制御方式」の2種類に分かれます。それぞれの制御方法とその特長や注意事項は以下のようになります。■特長電源線だけで制御するため、配線が容易です。 定格電源が、AC100VまたはAC200Vなどの電圧が高い製品は、電線による電圧降下が少ないため、電線を長くすることが出来ます。■注意事項 電源制御方式は大きな突入電流が発生する製品もあるため、外部接点やヒューズ、電源などの故障の原因になります。各製品の取扱説明書に記載の突入電流値、突入電流時間を参照のうえ、外部接点やヒューズ、電源などをご選定ください。■特長複数の信号線を外部接点の切り換えにより、表示や音などの複数の機能を制御することが出来ます。PLCのオープンコレクタ出力で直接制御できる製品もあります。(オープンコレクタ対応機種)■注意事項PLCのオープンコレクタ出力で使用する場合は、トランジスタの種類(NPN型=シンクタイプ、PNP型=ソースタイプ)や電流容量、耐電圧、漏れ電流などにご注意ください。信号線は流れる電流が比較的小さいため、誘導ノイズの影響を受けやすくなります。誤作動の原因となる他の電源線などと極力離してください。無電圧接点で制御する製品の場合、信号線は内部から電圧が出力されているため、有電圧接点で制御すると故障するおそれがあります。2.信号線制御方式電源線と別に設けた信号線をオープンコレクタ出力などの外部接点のON‐OFFで、各機能を動作させる制御方式です。電源を常時供給しておき、信号入力により複数の機能を制御できます。当社製品では、積層信号灯や積層回転灯、複数の音を切換えできる電子音報知器、音声合成報知器などが信号線制御方式です。1.電源制御方式電源のON‐OFFをスイッチなどの外部接点でおこなうことにより動作させる制御方式です。当社製品では、一般的な回転灯や単音タイプの電子音報知器などがこの方式です。1.電源制御方式2.信号線制御方式1.ブザーと回転灯の別々動作2.ブザーと回転灯の同時動作13

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